こんにちは。FB隊長です。
私が所属しているまちおこし団体「やるまい会」は、能登 宝達志水町 北川尻が限界集落から脱却することを目的としています。
もちろん過程として外からの移住も視野に入れています。
そこで地方への移住って本当にアリなのか。
都市と地方(特に北陸)を比較してみたいと思います。
公平に比較していきます!
(ちなみに私は地元に住みながら仕事の転勤などで、金沢・大阪・東京に複数年住んでいた経験があります。)
住まい
持ち家率
北陸は持ち家率が高い地域です。
富山県:1位
福井県:4位
石川県:18位(2013年データ)
床面積
また家の平均床面積も北陸が高いです。
石川県:2位(148.1m2)
富山県:3位(144.4m2)
福井県:8位(139.9m2)
単純な住まいだけを考えると都市と比べて地方の方が優れているのは誰がみてもわかりますよね。
都市が劣っている理由は、都市は人口集中により土地が狭いことと、土地価格が高いため購入できる敷地面積も限られることが原因ですね。
仕事でマンション設計などもしたことがありますが、私の家の半分の広さで1.5倍くらいの価格がついているのをみてびっくりした経験があります。
隣地との距離
富山の砺波に散居村と呼ばれるものがあります。
砺波平野の広大な田んぼの中に住宅が散らばって点在する集落形態を言いますが、隣の家まで数十メートルというのもザラです。
大声出しても、庭でバーベキューしても誰にも文句を言われません。笑
隣地との距離について考えた時、大阪時代にワールドカップで日本が点数を入れた時に、周りの家から叫ぶ声が聞こえたことを思い出しますね。
地方 Win!
子育て
待機児童問題
都市では待機児童が問題となり、女性の社会進出の障害になっているとニュースで見かけますよね。
北陸では待機児童0です。待つことなんてありません。
私はそういうものなんだと思っていたので、昨今のニュースをみた時にびっくりしてしまいました。
そしてみんな保育所に子どもを預けて積極的に働き出ています。
遊びの環境
都市で遊ぶ場所というと公園かテーマパークになります。
地方では、山・海・川がすぐそばにあります。
キレイに整備された公園やテーマパークはないかもしれませんが、子どもたちは大自然の中で勝手に遊び場を見つけて楽しんでます。
子どもたちにとっては地方の方が楽しいかもしれませんね。
地方 Win!
仕事
地方の仕事はどちらかというと第二次産業の方が比率が高くなりますよね。
都市はやっぱり第三次産業メインです。
どんな仕事に従事するかの違いはありますが仕事の量で行くと都市が優れています。
ただし北陸は正社員率が高いです。
仕事の種類は限定されるかもしれませんが正社員による安定を目指すのであれば北陸もありですね。
都市 Win!
移動
都市は公共交通機関がメインになり、地方は車移動がメインになります。
車はランニングコストがかかってしまいますが、公共交通機関と比較にはならないくらい快適な移動が可能です。
特に朝の通勤時間帯。
都市では満員電車に揺られながら、押されたり踏まれたり座ろうと思った席を取られてイライラしたりしますが、地方では車通勤なので好きな音楽を聴きながら快適に通勤できます。渋滞も都市のそれほどでもありません。
ただ車通勤だと仕事終わりの飲み会に気軽に参加することはできないですよね〜。
地方 Win!
お金
こちらは最低賃金で比較してみましょう。
東京都:958円
石川県:781円
富山県:795円
福井県:778円
200円近い差がありますよね。
私は高校時代に時給450円でバイトしてましたが今考えると最低賃金より安かったと思います。汗
都市の方が物価が高いという話も聞きますが、地方も車などの維持費が必要となるのでここでは比較項目に入れずにおきましょう。
やはり都市の方が優れていますね。
都市 Win!
まとめ
公平な比較をしたので3対2で地方の勝ちでしたね。
これはどちらかが勝ちとかではなく、どちらも選択肢としてアリということですね。
子どもの生活環境をメインで考えるのであれば地方、
仕事をメインで考えるのであれば都市、でしょうか。
移住で悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
そしてその際はわが町、能登 宝達志水町 北川尻も検討してもらえると嬉しいです^^