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北川尻 秋季祭礼2018が終わって思うこと!祭とフェスティバルの違い!

 

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こんにちは。FB隊長です。

 

今年も無事に宝達志水町北川尻秋季祭礼が終了しました。

報告記事はこちら

www.studiocedar.life

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北川尻の住民として「祭り」を終わって思うことと、これからの能登の「祭り」の課題について個人的な考えてみました。

 

大きなところで、北川尻秋季祭礼のフェスティバル化が進んでいるのではないかと思っています。

 

その理由を次にまとめます。

 

りとフェスティバルの違いって何?

自分は研究者でもないので、わかりやすく祭りの英語表記であるフェスティバルを対義語として選んでみました。

 

祭りとフェスティバルの違いは何か。

 

それは、祭りの中心に神事があるかないか、です。

 

フェスティバルは、例えばまちおこしの一環で開催する「さくら祭り」なんかもフェスティバルの一つになるかもしれません。

新興住宅街なんかで町内会で焼きそばを作ってバーベキューをして、なんかも祭りではなくフェスティバルになります。

 

秋季祭礼とは、神様に一年の健康と無事に収穫を迎えられることに心から感謝をする神事ですが、その意識が薄くなってきているように感じています。

 

ではそれがどんなところに表れているのかみていきましょう。

 

 

年団を担う若者が少ない!けど…

今年もなんとか祭りを終えることができましたが、祭りの中心である獅子舞の運営は、なんとか人間のやりくりをして回していました。

 

すでに青年団メンバーだけでは人数が足りず、青年団を卒業したメンバーで作られる壮年団メンバーも獅子舞の一員として(ヘルプではないんですよ!)参加し、なんとか今年の祭りを終わらせた形です。

 

とにかく人が足りない!

 

若者の人数が減っているのはもちろんありますが、それ以上に影響が大きいのは、家にいるのに祭りに参加しない若者が多いことです。 

 

本人の意思だけではなく、家族が祭りへの参加を断っている家庭もあります。

 

受験や部活動など大切なものもありますが、一年に一度、ある意味区民を代表して神事に参加することを考えると、もう少し祭りに協力的になってもらえるのではないでしょうか。

 

逆に祭りに参加している若者は、その家系を代表して神事に参加していることに、もっと誇りを持ってもいいと思います。

 

 

りが好きな人が中心でやっている

個人的にはこれが一番大きな問題だと思っています。

 

北川尻の秋季祭礼は、祭りが好きな人が中心となって毎年なんとか祭りを実行しています。それはそれでいいんです。(いや、逆にありがたいくらい!)

 

問題は祭りがそれほど好きではない人の参加率が低いこと!

 

もちろんしっかりとしたデータがあるのではなく実感としての話ですが…

 

区の役員で責任感を持って取り組んでいる方や、神輿の当番などで参加されている方もおられるでしょう。

 

しかし祭りに不参加の人からは「祭りに参加してる人はどうせ好きだからやってるんでしょ?」という意見も聞こえてきます。😭

(なんか書いてて泣きたくなってくる…)

 

好きだからだけでなく、なんとかしなくちゃいけないから!という思いで祭りに参加している人もたくさんいることに気づいてほしい!

 

「好きだから」だけで片付けて欲しくない気持ちでいっぱいです。

 

 

後どうすればいいか

 

祭りを行う意味をもう一度みんなで考えてみましょう。

 

必要に応じで子どもたちにも教えてあげましょう。

 

そして祭りで行なわれる神事にみんなで参加しましょう。

 

は懐古主義ではないのですが

 

祭りはこうあるべきという「あるべき論」をかざすつもりはありません。

昔を懐かしみ、現代にも無理やり実行しようとするつもりもありません。

 

担ぐ人がいなければ神輿に車輪をつけないといけないですし、獅子舞も全住戸回るのはやめないといけないと思います。

できもしないことをやらせることはできません。

 

ただ、今自分たちにできることは、祭りに参加する人がもっと増えるように、自分自身も参加しその素晴らしさや意味をたくさんの人に伝え、今よりも一人でも多くの区民に祭りに参加してもらい、この先も同じように祭りを続けられるようにすることだと思っています。

 

後に

正解が何かは全くわかりませんが、この素晴らしい伝統をこの先も長く続けられるように、私はやるまい会の活動を続けています。

 

ここで私が述べた持論も正解ではありませんし、百人いれば百通りの意見があるでしょう。ただし諦めることなく、区民全員がこれからの北川尻について真剣に考えていくことで、この先の道が開けていくと信じています。

 

この記事がきっかけで皆さんの中で様々な意見が交わされることを期待しています。