こんにちは。FB隊長です。
先日購入した万年筆が思いの外よかったので紹介します。
目次
PILOT kakuno 透明軸
PILOT社から発売されている「kakuno(カクノ)」というシリーズになります。
「カクノ」は、万年筆初心者や子どもでも、万年筆に親しみやすいように作られた商品です。
はじめての万年筆が、愛着のあるペンになる。シンプルで使いやすい万年筆、カクノ。
万年筆とのはじめての出会いが、大切なものとなるように。
カクノはそんな思いから生まれました。
シンプルだけれど、どこかかわいらしい。
その形には、「書くこと」へ自然と導くさまざまな工夫がつまっています。
こどもから大人まで、きっと書くのがたのしくなる。万年筆、カクノ。
PILOT HPより
パステル調のカラーリングからもわかるように、少し子ども向けのかわいいデザインになります。
今回紹介するのは、そのkakunoから出た透明軸(持ち手部分が透明なもの)となります。
コンバーターを購入
万年筆のインク供給方法は2通りあります。
- カートリッジ方式/インクが入ったカートリッジを購入して本体に差し込む方式
- コンバーター方式/別途インクを用意し万年筆に吸い上げて使用する法式
カートリッジ方式はボールペンのような感覚でインクが切れたらカートリッジを交換して使用するので、初心者におすすめかもしれませんね。
私は以前使っていたMONTBLANC(モンブラン)のインクがあったので、コンバーターを別途購入しました。
※カクノにはカートリッジが一本付いてくるので、コンバータを購入しなくてもすぐに使い始めることが可能です。
外観
私は仕事で使うことを想定しているので子どもっぽいデザインだと使いにくなぁと感じていました。(以前使っていた時もお客さまの前では出せませんでした。汗)
今回透明軸にしたことにより、十分ビジネス用途としても使えるのじゃないかいと思います。
また透明なのでインクがどの程度入っているのか一目でわかります。
インクがゆらゆらしているのもかっこいいですよね。
インクの選定
私は以前モンブランの149を使っていたのですが、仕事で現地調査中に紛失してしまいました。。。しばらく立ち直れませんでしたよ。。。
それで手元にはインクが余っていたんです。
モンブランのミッドナイトブルーが好きで使っていたのですが、深いブルーでオトナな感じがする色です。(表現がチープですが。。。)
インクケース自体もガラス製でかっこいいですよね。
デスクの上にあると「こいつできるな?」と思われたり思われなかったり。。。
書き心地
私は以前モンブランの149を使っていましたが、それに比べるとやはり書き心地は硬めです。
紙の上をスラスラと走らせるように書くというよりは、カリカリ書いていくような感覚に近いでしょうか。
でも値段(¥1000)と考えると必要十分の書き心地ですね。
万年筆で書くこと
フリクションのように消すことができるボールペンもある今、万年筆は時代遅れだと感じる人もいるかもしれません。
それでも万年筆を一本は持って、できれば日常使いしてもらいたいなと思っています。
その理由は次の通りです。
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落ち着いて文字を書く癖がつく
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書くことが楽しくなる
-
モノを大切にする心が養われる
落ち着いて文字を書く癖がつく
万年筆はインクを出しながら文字を書いていきます。
インクは乾くのに少しばかり時間がかかります。
そのため急いで走り書きで書いていた文字も、ゆっくりと丁寧に書く癖が自然とついてきます。
子どもだけでなくオトナも同様で、今まで如何に慌てて文字を書いていたのかよく分かります。
背筋を伸ばして落ち着いて文字を書く習慣をつけてみませんか?
書くことが楽しくなる
万年筆は軸を傾ける角度や向きによって、様々な表情の「線」を醸し出します。
同じ動きで同じ文字を書いても、いろんな風合いの「文字」を描きます。
書いているとついつい不必要な文章を書いてしまうこともしばしば。。。
それくらい「書くこと」が楽しくなる文房具です。
モノを大切にする心が養われる
万年筆のペン先は、実は使い込んでいくことで自分好みの硬さになっていきます。
またスリットサイズも広がったり、ペンポイントが磨耗することでどんどん書き味も変わっていきます。
ぜひその変わり様も頼みながら使ってもらいたいです。
注意点
形状
ペンの長さが130mm程度となります。
通常のボールペンなどと比べると一回り以上短くなります。
またキャップ部にはクリップなどはないため、胸ポケットに挿したりするのはできません。
ペン入れに使うか外に持ち出さずにデスク周りで使うことが前提となりますね。
手入れ
また、定期的にお手入れが必要となります。
使っていく中でインクが固まったりすることもあります。
またインクの色を変えたい時もありますよね。
そういう時は水洗いが必要となります。
コップに水を入れて、インクを洗い流すかつけ置きしてください。
ちょっと面倒に思うかもしれませんが、その程度のお手入れで十分使い続けられます。
最後に
万年筆はオワコンのような雰囲気もありますよね。
使っている人も少ないかもしれません。
でもカクノを代表として初心者の方でも使いやすい万年筆がたくさん発売されています。
非常に価格も安く設定されているので、みなさんも一本手にとって使ってみてはどうですか?
誰かに手紙を書きたくなりますよ〜^^
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